平成16年4月8日付
 

汚泥の 量4分の1! 
めざせ環境にやさしい事業所づくり!
〜セーレン新田事業所のとりくみ〜
当社は新田事業所に汚泥処理装置2基を完備、本格稼動しました。
具体的には同事業所に㈱中京医薬品(愛知県半田市、社長 山田正行氏)とセーレングループであるセーレン電子㈱(福井市、社長 藤井宏一)と共同開発した「汚泥バイオ・乾燥機」2基を設置いたしました。投資額は1億円。
この装置は、従来水分を多く含んで重く、容積の大きかった汚泥(工場の排水処理装置で排出する汚泥=産業廃棄物)をバイオの力を活用した「汚泥バイオ・乾燥機」で処理するため、重量はこれまでの1/4に減容、匂いも大幅にカットします。処理コストは年間2700万円から700万円まで削減。さらに処理後の廃棄物はセメント原料として活用できます。
この取り組みは、国内同業他社の染色生産事業所中、「初」。
今後は、同装置の他事業所への設置を促進する一方、同装置から発生する廃棄物をセメント原料だけでなく肥料や燃料などへの利用を研究、09年にはゼロエミッションを目指します。
なお、同事業所では平成11年には溶媒(DMF)を、排水より回収、精製する「DMF精製回収装置」の設置、平成15年には生産設備のダクト排気中の油分、粉塵、臭気を浄化する「排煙浄化装置」4基の設置など、環境対策を加速、今回の投資を含め約7億円を投資してきております。
当社は今後も、人と地球環境を保全する観点から研究開発から生産、販売に至る、全ての工程、全ての組織で社員はもとより、お客様・地域住民の方々に安心して働き、生活できる企業活動をめざし日々邁進してまいります。





1.目的 生産活動により発生する副生物および廃棄物をできるだけ削減・再資源化を目指す。将来的には「ゼロ」にする。
2.汚泥処理装置について
  設備名: 汚泥バイオ・乾燥機     2基  
  稼働日: 2004年1月より稼動
  機 能: 環境にやさしく・量は4分の1に
  汚泥を、バイオ・乾燥処理により低エネルギー・短時間にて水分
を減らし、重量を4分の1にする。
同時に処理コストも4分の1に。
また、処理後の廃棄物はセメント原料として活用する。
  能 力: 産業廃棄物(汚泥)の減容化
  重量 4トン/日  → 重量 1トン/日
重量 4分の1に!
  設置場所: 新田事業所ユーティリティーゾーン
3.最近の新田事業所における代表的な環境活動投資額
  DMF精製回収装置5億円(平成11年12月設置) 
排煙処理装置1億円(平成15年6月設置)
汚泥処理装置1億円
7億円
※ DMF精製回収装置について
  コーテイング加工において使用する樹脂の溶媒(DMF)を、排水より回収、精製する装置で、ここで回収されたDMFは樹脂の溶媒として再利用している。
※排煙浄化装置について
  生産活動により発生するダクト排気中の油分・粉塵・臭気を大幅に取り除き浄化する装置。
4.今後の展開
 
汚泥処理装置による処理後の廃棄物を、セメント原料だけでなく、さらに高付加価値なもの(肥料、燃料 等)へ利用できるよう研究中。
 
汚泥処理装置・排煙処理装置の、他事業所への設置展開を計画中。
 
ゼロエミッション実現目標5年後の2009年目標
 
以上
※ご参考:
「ゼロエミッション」とは
  「エミッション(排出物・廃棄物)」を「ゼロ」にするというもの
 

この件に関するお問い合わせ先は

総務部広報担当 花岡 宏之、水野 乃美
福井本社 TEL:0776-35-2111
以上