- 2012年リリース

- 2012年01月01日
2012年 年頭所感
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代表取締役会長兼社長 川田 達男
新年あけましておめでとうございます。
昨年は、多難な一年となりました。3月に発生した東日本大震災により日本経済は甚大な被害に見舞われ、
製造業においては生産ラインの停止や電力供給不安など、大変深刻な状態となりました。年央より徐々に
震災からの回復が見られましたが、長期化する円高、原材料・燃料価格の高止まりなど、日本企業を取り
巻く環境は厳しさを増しております。さらに世界経済におきましては、欧州財政不安や米国の景気低迷が
深刻化するなど、不透明な状況が続いております。
当社グループにおきましても、オートモーティブ事業では震災後のサプライチェーン混乱の影響を大きく受
けるなど、厳しい環境下での経営となりました。
このようななか、当社グループは「21世紀企業への変革!」のスローガンを掲げ「特命プロジェクト」を推進
し、時代の変化を捉えた新事業の創出に取り組んでまいりました。昨年までに、ビスコテックスのシステム
販売や差別化原糸の開発・販売、タイでの衣料一貫生産体制構築など、新たな高付加価値事業が具現化
し始めています。
社会・経済が世界的規模の大きな転換期にさしかかっている今、当社グループは、新しい時代に向けての
さらなる成長を目指し、昨年10月に以下の内容で中期5カ年計画を策定いたしました。
2017年に向けた中期計画
■連結売上高 1,236億円、連結経常利益 130億円
■売上高における新規事業費率 27.7%
■売上高における海外事業比率 42.0%
中期計画の達成に向けては、従来の延長線上に成長展望はないと考え、継続して新たな高付加価値事業
の創出をセーレン・グループの総力を結集して推進していきます。当社グループ最大の差別化である原糸
から織・編、加工、縫製までの一貫生産機能を生かした差別化商品の比率をさらに高め、多品種・小ロット・
在庫レス・省エネルギーを実現するビスコテックスシステムでは非繊維産業へと事業領域を拡大し、グロ
ーバル展開においてはオートモーティブ事業に加え、衣料事業の海外生産および販売へと、グループ全体
で新しいビジネスモデルへの転換を図ってまいります。
本年も、長期化する世界的不況や円高ならびに環境対応など、引き続き厳しい年になると予想されますが、
中期ビジョンの達成に向け、時代ニーズに当社グループの強みをしっかりと結びつけながら、変化する環境
の中でともに変化し続ける企業“世界に通ずるグッドカンパニー”を目指し努力してまいります。今後とも、皆
様の絶大なご支援とご指導をよろしくお願い申し上げます
最後になりましたが、本年が皆様にとりまして良い年となりますようにご祈念申し上げ、年頭の挨拶とさせて
いただきます。

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