
震災にともなう生産縮小による減収・減益。
今後も改革の手を緩めず邁進。
当第2四半期における日本経済は、東日本大震災の影響から抜け出しつつあるものの、原材料・燃料価格の高止まりに加え、震災直後からの長期化する円高、さらには欧州財政不安や米国の景気低迷など、企業を取り巻く環境は不透明かつ厳しい状況が続いています。
当第2四半期における当社グループの業績は、東日本大震災による国内サプライチェーンの混乱が、主力のオートモーティブ事業に大きな影響を及ぼし、減収・減益となりました。しかしながら、早期復旧が完了したサプライチェーン全体は、震災の影響による減産を挽回するための増産体制に移行しており、当社グループのオートモーティブ事業についても、これに連動する動きになっています。また、他の事業においては、新商品の投入や徹底した工程合理化および経費削減を行い、業績は堅調に推移しました。
当社グループにおきましては「21世紀企業への変革!」を方針に、2008年度より「特命プロジェクト」を推進し、時代の変化を捉えた新事業の創出に取り組んでおります。さらに新規事業の展開やグローバル事業の拡大に向けた組織機能の再編および拡充、人材育成、関連会社の戦略転換など、次の展望に向けた企業体質の強化を進めております。
当第2 四半期の連結業績は、売上高408億32百万円(前年同期比5. 0%減)、営業利益14億7百万円(同36. 0%減)、経常利益15億23百万円(同38.8%減)、四半期純利益9億11百万円(同23.3%減)となりました。
なお、KBセーレン(株)における負ののれん償却額の計上が前年第1四半期で終了し、営業外収益の負ののれん償却額は前年同期比で2億76百万円減少しております。
今後の見通しにつきましては、引き続き原材料・燃料価格の高止まりや、長期化する円高、さらには欧州財政不安や米国の景気低迷など、厳しい環境が続いています。
10月に発生したタイの洪水は、製造業のサプライチェーンの混乱を引き起こしています。幸い当社グループのサハセーレンに直接的な被害はありませんでしたが、今後の間接的な影響については、状況を注視していく必要があります。
通期の業績予想につきましては、平成23 年7月29 日に発表しました業績予想数値を据え置き、売上高865 億円(前期比0.2%増)、営業利益41億円(同8.5%増)、経常利益41億円(同2.3%増)、当期純利益24 億円(同10.5%増)とします。
今後も“変えよう、変わろう”を合言葉に、改革の手を緩めることなく様々な課題を着実にこなし、「生活価値創造企業」を目指して邁進していきます。
2011年11月
代表取締役会長 兼 社長 川田達男







